景色は変わる、時は流れる

OBとして臨んだ、初の新歓公演でした。
正確に言えば、半OBとしてかな？
大入り貰えるのではと、少し期待はしていたけども。
まぁ、特別扱いはナシでいいですよ。

感想は拙い文字でアンケートに書いたし。
書けなかったことは酔いのなか、口頭で伝えときました。
客観的に観て、厳しい評価を下すのは、僕には難しいです。
その過程を誰よりも知ってますからね。
せめても上達に、と感想を述べておきました。
甘い評価は、許して下さいな。

打ち上げに参加せず、もっと言えば、本番前に帰る予定だったのに。
予定通りにはいかないものだ。
打ち上げの雰囲気に少しでも浸りたくて、始発で仕事に行く事を選択しました。
…改めてバカですね。

一年生も来てくれて、それでもいつも通りの打ち上げだったかな。
各々、輪を作って話をして。
途中で抜け出す奴もいて。
酒が入れば、人恋しくなったり、逆に一人になりたくなったり。
全部含めて、打ち上げですかね。

ダラダラと過ごしていたら、あっという間に別れの時間になってしまい。
寝てる奴らには挨拶できず、寝顔だけを眺めていきました。
みんな疲れた顔して気持ちよさそうに寝やがって。
こっちは仕事だっつーの！
ホントに頭にくる奴らだぜ。

帰りの電車の中。
ほんの二時間前までバカやってたのに、気が付いたら見慣れた景色になって。
二つの見慣れた景色の切り替えは、いつ行われたのだろうか？
微睡みながらの新幹線は、不思議と充実感に満ちてました。
ま、昨日の大阪出張は地獄の睡魔に襲われましたけど。
しかも大阪支店の人と飲んだし。
今日が休みでよかった。
さ、出掛けよっかな。

お疲れ様でした。
よく頑張りました。
って言いながら、頭を撫でてあげましょう。
なでなで。
嬉しそうな顔が目に浮かぶ。
…ん、嫌がられてる？
おかしいなぁ。
動物と小さい子には好かれる性質なのに。

景色は変わる、時は流れる。
人の心も…。