集中力が切れる時

完全に練習中に集中力が切れました。
基礎練のときはテンション高かったんですが、シーン練になると…。
ぼろぼろでした。全然集中できず、台詞が飛んでいきました。

「今日は」って言い訳したら、後輩に叱られました。
「今日は、て。もう残り少ないんですから」
ごもっとも。
言い訳してしまった自分が情けない。
イカンね。
ハッパをかけてくれて、ありがとう。

さて、少しばかり愚痴っていいですか？
ダメでもやっちゃいます。
気になる人は反転してくださいね。
まぁ、あんまりいい事書かないので、心してください。
部活を知らないとちょっと分かんないかもね。

明日は基礎練やらない？
おいおい、4年間の思い出がない貴方は分からないと思うけど、あの基礎練にも意味はあるんだよ。
つーか、僕がどんだけ、練習を楽しみにしているか知らんだろ？
そりゃ完成度も重要だけどさ。
「演劇」は詳しいかもしれないけど、「部活」だったら僕の方が詳しいよ。

大体さ、演出家なんだから、もっと皆の様子を気にしろよ。
体調悪そうだったら声かけたりさ。
演技に悩んでたらヒントあげたりさ。

通した後の疲れた顔を見てなかったのかよ？
のどが痛そうだったのに気付かないのかよ？
そもそも、台詞を覚えていないのは本人と演出家の責任だろ。
もちろん覚えていない本人が悪いけど。
そこをキチンと指摘するのは演出家だよ。

演出家は演出するだけが役割じゃねーよ。
公演の全ての責任を負うんだよ。
役者やオペの失敗は演出家の責任だぜ？
役者やオペの成功は、本人の努力の成果だぜ？

演出家は報われない役割だ。嫌われるようなことを言わなきゃいけないからね。
でもさ。
分かっててやってんだろ。
だったら、もっと本気でやれよ。

それとも、そんなことから教えてやらないとダメなのかよ。
4年間の最後を締めくくる公演だぜ。
それくらいの覚悟をもてよ。

そんなんじゃ、言っちまうぜ。
　　　　　　　　　って。

ふぅ、悩みは尽きない。

舞台裏の神様

卒公の練習始まって、初めてつまらないと感じた。
もちろん、それ以前にもそう感じたことはあったけど、今日は違った。
全てを投げ出したくなってしまった。

練習開始から、1回も全員揃ったことがない。
残り10日きったのに、台詞を覚えていない。
さらに、それを悪いと思っていない。
シーン練に間に合えば、遅刻してもいいと思っている役者がいる。
作業が未だに完了していない。
後輩の話に耳を傾ける。
自分の演技がまだまだ納得できない。
満足いく卒公ができるのか不安になった。
大切な人の力になれない、支えになれない。

たぶん一番の原因は、今日から演出家が復帰したこと。
演出家がいない5日間は、自分が仕切ってやっていた。
かなり自由だった。
もともと演出希望だったし、1年生の演技を試行錯誤しながら考えるのは楽しかった。
そこには、僕が望んだ場所が用意してあった。

でも、今日から一人の役者に戻った。
オペに関しては、各チーフが見ているから言うことない。
演技も、演出家がチェックしている。

僕の役目は？

もちろん演出補佐であって、演出家じゃないのは分かってるよ。
あーあ、馬鹿みたい。
ここで折れるわけにはいかない。でもね…。

練習後に4年生の写真撮影があったけど、結局全員集まらなかった。
ふざけんなよ。

練習後、一人で舞台裏に引き篭もっていた。
にぎやかな笑い声。
色んな人の楽しそうな声。

いいんじゃない？
でも耳障りだった。

全てを捨てて、どこかへ行きたい。
練習を無断で休んだらどうなるのかな？
そんな勇気もないくせに。

舞台裏には神様がいるらしい。
だから僕は、気分が悪くなると、機嫌が悪くなるとそこにいく。
卒公は頼らないって決めてたけど、とうとう頼ってしまった。
どうやら、ちょっと疲れてるみたいだ。
休憩中の日向ぼっこは気持ちよかった。

あの人の声が聴きたい。
あの人のそばにいたい。
あの人に会いたい。

身勝手な後輩・無責任な先輩

後輩の男どもとご飯を食べてきました。
誰が好きだとか、彼女とはどうだとか。
そりゃあ、色々話をしました。
その中で、どうしても許せないことも。

人の好き嫌いを、そんなことで判断しないで欲しい。
誰でも負の側面を持っている。
だからこそ人は一生懸命になる。

一生懸命に頑張っている人を、無闇に嫌ってはいけない。
きっと彼らも分かってくれる筈。
だって、そう思わなければ、僕が今までやってきた事が無駄になってしまう。

これからツライ道を歩むと思う。
つらかったら休んでいいさ。
相談にも乗りますよ。
だから、あなたの好きな「その場所」を嫌いにならないで。

帰ってきてよ。
一人で帰って来れないのなら、迎えに行くからさ。

あー、なんで4年生なんだろうか。

初通し

ようやく全編通すことが出来ました。
とはいえ、演出家不在・一人欠席だったので微妙でしたが。
これで、少しは危機感が生まれればいいかな。

反省会で、後輩がやたら僕の名前を出してました。
そんな連呼するなよ。
何も指導なんかしてないぜ。

プレッシャーを与えつつ、楽しみたいです。
うおー、残り10日間だ。
そろそろ、みんなに連絡せねば。

終わってから後輩の一年生の子とデートしてきました。
彼氏の話とかを相談されまして。
あ、別にやらしい話はしてないっすよ、ご安心を。

なんだか、自分が一年生のときを思い出してしまいました。
もう4年生か…。
公演にも13回参加したわけだし、年もとるわ。
涙腺も緩くなるっちゅーねん。

話の中で、僕もやっぱり後輩の名前をよく出した。
わかりやすいのはお互い様かな。

そういえば…

天気予報は雨って言ってたのか？
朝起きたら雨が降っててびっくりした。
まさか、誰かの代わりに泣いてくれてたのか？

そんなこと言われたら

頑張る理由が一つ増えた。
客席越えて、オペ席まで。

テクリハ2日目も順調に終わりました。
いやー、メガネ格好いいわ。
僕が女なら惚れてるね。

難しい音響機械を見ずに、的確に指示してるし。
普段はチャラけてるのに、仕事してるときはスゲー真剣だし。
加えて、衣装がカッコいいんですよ。
あー、羨ましい。

明日からはオペも交えての練習だ。
残り2週間、最後まで走りきるぜぃ。

午後は、後輩とデートしました。
ゆっくり話が出来るっていいなぁ。
また行きたいね。

改めて、後2週間か…。
これが終われば、もうここで舞台に立つことはない。
そう考えると、一日一日がすげー貴重に思えてくる。
悔いのないよう。
最後は、笑って終わりましょうね。